捕鯨やイルカの追い込み漁で知られる和歌山県太地町が、
同様の漁を行っている北大西洋にあるデンマークの町と
姉妹都市提携に向け、協議をスタートさせました。。
太地町によりますと、三軒一高町長らが、
捕鯨の持続的利用などを含めた姉妹都市提携に向け、協議を行うため、
北大西洋にあるデンマークの自治領「フェロー諸島」の町、クラクスヴィークを訪問しました。
太地町とクラクスヴィークでは、小型鯨類の追い込み漁を行い、利用する伝統があり、
近年、反捕鯨団体などによる妨害活動が続けられています。
今回、三軒町長らは、姉妹都市提携に向け、訪問したもので、
クラクスヴィークからは「姉妹都市提携の提案書案については
確認していて、9月に開会される議会で諮った上で、返事をしたい」と
回答があったということです。
三軒町長は、「同様のくじら文化を持つ自治体として、多数の共通点を確認することができた。
先方からの返事を待ちたい」とコメントしています。