海と日本プロジェクトin和歌山県の実行委員会が
5月8日、事務局の置かれているテレビ和歌山で開催されました。
会議には、実行委員長を務めるNPO法人自然体験学習支援センター理事長、
小原朋尚さんをはじめ、7人の委員が出席し、
まず事務局から、平成30年度の事業方針の説明が行われました。
この中では、昨年の日本財団の調査で、
10代の若者の4割が海に親しみを感じていない「海離れ」の実態が判明し、
海を体験し学ぶ機会の提供が重要になっていることや
子どもの海離れの背景には、親世代の海の安全に対する不安があることなどが説明され
あわせて、夏場に展開する「海のそなえキャンペーン」など
今年度の関連事業について、その概要が委員に説明されました。
また意見交換では、黒潮の大蛇行で、暖かい潮の流れが遠くに離れた影響で
水温が例年より下がり、世界の北限域に生息していたサンゴや、
亜熱帯系の海の生物などが死ぬなど海の中の様子が大きく変化していることが
委員から報告されました。