藻や海草が群生する「藻場」
小魚や貝などの住み処にもなることから
「海のゆりかご」と言われているこの藻場が、
地球の温暖化などの環境の変化で減少し大きな問題となっています。
こうした中、藻場の再生を目指して研究を行っているのが
御坊市にある和歌山工業高等専門学校。
バクテリアを活用して作り出したバイオセメントの容器で
海の藻を育てようという研究で
プラスチックではなく、
環境にやさしいバイオセメントで作った容器に、
アマモという藻の種を植え付け育てるのがポイントです。
水槽の中での実験では、
バイオセメントのポットに植えたアマノの発芽が確認され、
実際の海にポットを沈めてアマモの生育状況を確認する実験も行われています。
放送日 | 7月2日(火) 18:00~18:55 |
番組名 | 「6時のわかやま」内 |
番組URL | http://www.tv-wakayama.co.jp/bangumi/6waka/ |