海を守るというのは環境保全といったことに加え、
人々の命や生活、仕事、地域の文化や歴史なども含めた
「県民と海との絆」を守ることだと思っています。
例えば400年を超える歴史を持つ捕鯨は、
伝統的な文化として、生活を支える営みとして承け継がれています。
ナショナルトラスト運動の先駆けである田辺市の天神崎は、
地域の方々の海への想いが結集した成果です。
南紀熊野ジオパークの独特の景観、ラムサール条約に登録された串本町のサンゴ礁、
日本遺産に認定された和歌の浦など、
私たちが関わり、強い想いと誇りを持って守ってきた数多くのものが、まさに海との絆の象徴です。
さあ和歌山の海を未来に残せるよう出来ることから始めましょう。