和歌山工業高等専門学校の物質工学科5年の中嶋夢生さんが取り組んでいるのは、
微生物の力で海の砂を固めるバイオセメントに海藻のアマモの種を混ぜ、海に沈めて発芽させる研究。
この技術は、日本財団などが主催するマリンチャレンジプログラム全国大会で注目され入選を果たしました。
海藻が生える「藻場」は、魚の住み処ともなる大切な場所ですが最近は環境の悪化で減少し問題となっています。
時間が経つと、海の中で分解され、もとの砂に戻るバイオセメントは、プラスティックのようにゴミにならず、
環境を守りながら藻場を復活させることが出来ると期待されています。
中嶋さんはこの技術が実際に役立つよう研究を続けたい。
と話しています。
放送日 | 1月12日(火) 17:30~18:25 |
番組名 | 「6wakaイブニング」内 |
番組URL | http://www.tv-wakayama.co.jp/bangumi/6waka/ |