海の匠 一本釣りと加太のブランド真鯛 | 海と日本PROJECT in 和歌山県

朝５時、加太の港を出た漁船は、友が島周辺へと向かいます。
友が島の周辺は、年間を通して真鯛の釣れる好漁場。
栄養豊かな海で育つ加太の真鯛は、春は「桜鯛」、秋は「もみじ鯛」と名付けられ関西はもとより全国のトップブランドとなっています。

加太で行われている漁法は、糸と針で釣り上げる伝統漁法の「一本釣り」。
網を使う漁法とちがい、魚にも、また海にも優しい漁法で、これが加太の海の環境を守り、おいしい海産物を生み出すことにつながっています。

漁師さんたちが大切に守ってきた加太の海、そして、その味が「他と違う」と太鼓判を押す加太の真鯛。
後継者問題などの課題が言われる中で、これからの加太の漁業を支える大切なものです。

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