アマモを水槽で育てるプロジェクト | 海と日本PROJECT in 和歌山県

海底に生えるアマモ。アマモの茂みは海のゆりかごともいわれ、小さな魚たちの住処となるなど、海の環境保全に欠かせない大切なもの。しかし環境の悪化などによってアマモの茂る藻場が減ってきていて大きな問題となっています。

白浜町立日置中学校。この中学校で今取り組んでいるのが、アマモを水槽で育てる研究。
地元の海でアマモの藻場を増やすのが、その目標です。

この研究は、和歌山工業高等専門学校と長野県の日置電機株式会社との共同で進められています。

アマモの種子を植えたのは昨年。土や生育条件などを元に水槽の実験環境を整えました。
種子は無事に発芽。大きく育ったアマモには花がつき、今年６月頃には種子が出来ました。
小さな水槽の中で育てたアマモに種子が出来るのはとても珍しいことなのだそうです。

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