みなさんは、海水浴に行って、海にゴミが浮かんでいたり、ビーチにゴミが打ち上げられていたりして、ガッカリしたことはないですか?
日本の海岸に流れ着くゴミは年間19万トン、その約80%は街から発生したゴミです。
そこで、街から海をキレイにしようと7月14日(土)に東京都渋谷区で「海のピンチは街が救う」ゴミ拾いイベントが開催されました。
当日、500人の参加者が神宮前小学校に集まり、神宮前通公園までのルートを原宿駅チーム、表参道チーム、渋谷チーム・キャットストリートチーム(子供たち)の4つの班に分かれてゴミを拾い歩きました。普段、何気なく生活していると気がつかないような街路樹の植え込みやビルとビルの隙間といった所にペットボトルや空き缶などが捨てられており、集まったゴミの山を見て、参加者からは「こんなにゴミが捨てられているとは思わなかった」と嘆きの声が出ていました。
本日、拾った街のゴミは、つるの剛士さんがデザインした2匹の魚のオブジェ「海の叫び魚」に詰められ、6月17日に湘南海岸で拾われた海のゴミが入った魚のオブジェと共に、
7月22日まで神宮前通公園にて比較展示されます。なお、このイベントは、海の日全国一斉アクション「海でつながるゴミ拾い」イベントのキックオフイベントであり、本日より全国各地で一斉にゴミ拾いイベントが開催されます。私たちの生活や行動が、全国の海につながっています。まずは、目の前のゴミを拾ってみませんか。