すさみ町のすさみ海水浴場では、地元の人達による清掃活動が毎日行われています。
この清掃活動は地元の人達でつくるボランティアグループが平成17年から続けているもので、
毎年5月から10月まで毎日、早朝の5時から7時まで、
すさみ海水浴場の砂浜でゴミ拾いなどをしています。
海岸には、タバコの吸殻や空き缶、弁当の空き箱などのほか、
打ち寄せられた流木などのゴミがあり、
参加したメンバーが、細かなゴミは熊手を使ってふるいにかけるなどして
プラスティックのゴミ箱に集めていきました。
13年間、海岸の清掃を続けているという
84歳の中家麗子さんは、
「毎日の清掃活動は、自分自身の健康のためにもなっていて、
苦にはならないですがきれいに海を使ってほしい」と話していました。
すさみ海水浴場は高速道路が南に伸びるのに伴い年々利用客が増えていて、
昨年の海水浴シーズンにはおよそ1万人が訪れています。