港を核としたまちづくりを促進する拠点となる国土交通省の「みなとオアシス」に新宮市の新宮港が登録され、6月2日、登録証交付式が行われました。
新宮市の新宮港佐野3号岸壁では、今日、新宮港40周年を記念する「新宮港みなとフェスタ」が開かれ、記念式典には県選出の代議士で自民党の二階俊博幹事長や、仁坂知事らが出席しました。
式典では国土交通省の菊池見智雄技監から新宮市の田岡実千年市長に「みなとオアシス新宮」の登録証が交付されました。
「みなとオアシス」は「みなと」を核としたまちづくりを促進するため、住民参加による地域振興の取り組みが継続的に行われる施設を国土交通省港湾局長が登録するものです。
新宮港は、世界遺産の海の玄関口として、クルーズ客船が寄港し、地域住民らが「おもてなし」に力を入れていることなどが「みなとオアシス」にふさわしいと判断されたもので、「みなとオアシス新宮」は、全国130箇所目となります。
田岡市長は「世界遺産の史跡をはじめとする観光や、イベントの情報発信など地域住民の参加による『みなとまち新宮』の魅力を今後も更に発信していきたい」と話していました。