自分たちが使う水辺の美化を呼びかけようと、
和歌山市でこのほど、ボランティアのダイバーが海底の清掃を行いました。
この清掃活動は水辺の環境の維持・保全を目的に
公益財団法人日本釣振興会近畿地区支部が
毎年この時期に行っているものです。
和歌山市雑賀崎の雑賀崎漁港ではこの日、18人のダイバーを含む
およそ50人のボランティアが集まりました。
担当者から話を聞いたあと、ダイバーたちは二人一組で
深さ5mから7mの海に潜り、
海底に沈んでいた梯子やパイプ椅子、鍋、家庭ゴミなどを引き上げると、
陸にいるボランティアメンバーと連携して、
およそ2時間にわたり、ゴミを集めていきました。
ゴミを計量した結果、今回はおよそ420kgのゴミを収集したという事です。
イベントを主催した日本釣振興会の彦坂芳郎さんは
「私達の取り組みを見て、海を利用する人たちが
自分のゴミは持ち帰るなど、
水辺のマナーについて考えてもらうきっかけになれば」と
話していました。
イベント名 | ダイバーによる海底清掃 |