海岸近くへの ゴミの不法投棄を防止するための、海上からの監視パトロールが、6月19日、紀北地方の沿岸で行われました。
一般社団法人和歌山県産業資源循環協会は、毎年2回、「不法投棄防止海上パトロール」を行っています。
今年も今日、協会職員と県、それに県警と海上保安部の担当者が、和歌山市の和歌山下津港、和歌山南港から船に乗り、紀淡海峡の大川湾や友ヶ島から有田市沿岸、白崎海岸までパトロールして、
海岸やその近くにゴミが不法投棄されていないか調査しました。
ここ数年、産業廃棄物の不法投棄は減少傾向にあるものの、一般家庭から出る木材や家電製品の不法投棄は後を絶たず、崖の上から海岸に捨てられたゴミがたまっている場所が確認されています。
県産業資源循環協会の山本彰徳(やまもと あきのり)専務理事は、「誰かがゴミを捨てると、次々と同じ場所にゴミが捨てられるようになります。
ゴミを捨てやすい場所を作らないようにすることが大切です」と話しています。