本州最南端、串本の海の中では
アオリイカが産卵のシーズンを迎えています。
串本ダイビング事業組合が、産卵のためにと
木の枝を束ねて沈めた産卵床には
アオリカが、つがいで訪れ
メスが木の枝の奥に潜り込み、卵を産み付けていきます。
そして産卵が終わると、再び「つがい」は2匹仲良く泳いで
産卵床を離れていきます。
映像を提供してくれた串本ダイビング事業組合の担当者の話では
今年は、黒潮の大蛇行で水温が低かったためか
シーズンの到来が遅れ気味だったということですが
これからは、アオリイカの優雅で神秘的な泳ぎ
がたくさん見られるのではとダイバーは期待を寄せています。