平成28年に認定された日本遺産「鯨とともに生きる」の
ストーリーや場所を知ってもらおうというモニターツアーが
このほど、新宮市で行われました。
県や新宮市、太地町などの自治体のほか観光協会や文化保存団体などで組織する
熊野灘捕鯨文化継承協議会が、
平成28年に認定された、日本遺産「鯨とともに生きる」を知ってもらおうと
今年1月から2月にかけて太地町、新宮市、串本町の
3つのルートを巡るモニターツアーを企画しました。
2回目となったこの日のモニターツアーには15人が参加し
紀州藩新宮城主、水野家の鯨組の本拠地であった
新宮市三輪崎の町や三輪崎漁港の先にある
南紀熊野ジオパークに登録されている孔島と鈴島を散策しました。
ツアーに同行した新宮市観光ガイドの会の
西浦康代さんは、この地域に、くじらの山見があることや
「三輪崎の鯨踊り」を地元保存会が継承していることなど歴史や文化を解説し
くじらの町の歴史を振り返りました。
イベント名 | 古式捕鯨とジオパーク 日本遺産「鯨とともに生きる」モニターツアー |