昨年9月の台風21号で甚大な被害を受け、休園となっていた由良町の観光拠点、「白崎海洋公園」の一部の施設が、4月20日から再開しました。
由良町大引の白崎海洋公園は日本有数のダイビングスポットとして知られ、青い海と白い石灰岩の白崎海岸沿いの景色は「日本のエーゲ海」とも呼ばれています。
しかし、昨年9月の台風21号で、ダイビングプールを備えた「クラブハウス」や宿泊ができる「ログハウス」などが大きな被害を受け、約7ヶ月、休園となっていました。
その後の復旧工事で、案内所がある「パークセンター」や展望台、駐車場などの一部が利用可能となり、21日から再開しました。
この日は、一部開園を盛り上げようと、地元の人達が軽トラ市を開き、並べられたワカメや野菜、加工品などを多くの人が買い求めていました。
町では今後、ログハウスやキャンプ場の営業再開、公園の全面開放に向けた取り組みを進めるとしています。