和歌山市の和歌の浦干潟で7月20日、生き物観察会が行われ、地元の小学生たちが干潟の生物を観察しました。
和歌浦漁業協同組合らは、和歌の浦干潟のアサリが減少していているため、
平成27年にから「あさり姫プロジェクト」として干潟の環境保全や小学生の環境学習を続けています。
この日は、和歌山市和歌浦中の観海閣周辺の干潟に、和歌浦小学校の3年生が訪れ、
スコップや手でカニ、ヤドカリ、エビなどを捕まえ観察しました。
「あさり姫プロジェクト」には地元の和歌浦小学校の3年生が参加して、毎年6月に観察会を行っていますが、
今年は、新型コロナウイルスの影響で分散登校になったため、熱中症に気をつけながら観察会が開かれました。
初めて干潟に入った児童も多く、「いっぱい生き物を捕まえられて楽しい」と嬉しそうに観察していました。
和歌浦小学校の松尾友絵校長は、
「干潟の保全を学ぶために、まず干潟に興味を持って、自然を守る意識を育んでほしい」と話していました。
イベント名 | 和歌の浦干潟で生き物観察会 |