太地町の太地漁港で10日、
海上保安本部と県警が捕鯨の妨害などの違法行為に対処する合同訓練をしました。
この訓練は、反捕鯨活動家による海上での妨害活動や陸上での抗議活動を想定して行われました。
まず、鯨の追込漁をしている漁船に反捕鯨活動家のボートが近づき進路妨害をしていると想定して、
第5管区海上保安本部が威力業務妨害で現行犯逮捕する訓練が行われました。
続いて、イルカショーの開始直後に反捕鯨活動家らが抗議活動を行なったと想定して、
県警が威力業務妨害で現行犯逮捕する訓練が行われました。
さらに、海上保安本部と県警の制止を振り切って抗議活動に出港しようとする反捕鯨活動家を、
公務執行妨害で現行犯逮捕する訓練も行われました。