レポート
2017.12.20

捕鯨問題について考える講演会

古くからクジラと深く関わってきた太地町の捕鯨文化をはじめ、
反捕鯨団体の抗議活動など、捕鯨を巡る世界情勢を紹介し、
改めて捕鯨問題について考える機会にしてもらおうという講演会が、
12月20日、 和歌山市で開かれました。
和歌山市の県民文化会館で開かれたこの講演会は、県が主催したもので、
まず、三浦源吾水産局長が、
「理解を深めてもらい捕鯨の正当性を一緒になって発信してください」と挨拶しました。

続いて、太地町の捕鯨を記録したドキュメンタリー映画「ビハインド・ザ・コーヴ」を製作した
八木景子監督が講演しました。
「ビハインド・ザ・コーヴ」は、太地町の小型鯨類の追い込み漁を批判する内容の
ドキュメンタリー映画「ザ・コーヴ」に反論しようと製作されたもので、
一昨年のカナダのモントリオール世界映画祭にも正式出品されました。

八木監督は「捕鯨問題を理解してもらおうと製作した映画」とし、
海外向けに多言語に翻訳され、インターネットでも配信されていることなどを紹介し、
「海外からも評価を受けている」と説明しました。
さらに、八木監督は「東京オリンピックは、食材としての鯨の魅力を伝える機会にもなる」と
呼びかけました。

捕鯨問題について考える講演会

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