今年7月に串本町で開催された「JGFAビルフィッシュトーナメントin串本」で釣り上げられ、
日本記録に登録されたクロカジキの魚拓をとる作業が19日、串本町で行われました。
このクロカジキは体長4メートル12センチ、重さ361.2キロの大物です。
魚拓をとる作業は、地元の串本町和深出身で魚拓グループ游水の代表を務める
谷口岬人さんら4人が串本町の漁港で行いました。
日本記録のクロカジキは、
大阪から参加した長谷川達智さんが代表を務めるチーム「天晴」の船に乗り込んだ地元の杉本光作さんが、
串本沖でおよそ4時間半の格闘の末、釣りあげました。
東京に本部を置くジャパンゲームフィッシュ協会はこのクロカジキを審査した結果、
平成18年5月に沖縄県与那国島沖で釣られた326キロの記録を上回り、
今月9日に日本記録と認定しました。
魚拓は、7色のアクリル絵の具を使い生き生きとした姿が表現されていて、
およそ1時間半かけて完成しました。