捕鯨をテーマにしたドキュメンタリー映画
「おクジラさまふたつの正義の物語」が完成し、
9月からの公開を前に特別上映会が太地町で開かれました。
この映画は札幌市出身でニューヨーク在住の佐々木芽生監督が
捕鯨やイルカの追い込み漁を伝えたアメリカの映画「ザ・コーブ」は
一方的、批判的で、日本からの有効な反論が発信されておらず、真実を伝えたいとして
反捕鯨活動家や地元漁師、捕鯨関係者らへの現地取材を行い6年かけて制作しました。
特別上映会は、追い込み漁が行われる太地町の畠尻湾に
200インチの大型スクリーンが設置して映画が上映されました。
およそ200人の太地町民らが鑑賞し
「太地町の美しさ、文化、生活、漁師の思いを発信してくれている」などと話していました。
また、佐々木監督は「映画は捕鯨の賛否を問うものではなく
多種多様な価値観が共存する現実を知ってほしい。
また映画を通じて新しい対話が始まることを願っています」と話していました。
映画は来月9日、東京渋谷ユーロスペースで初公開され、
その後、順次、全国で公開されることになっています。
イベント名 | 映画「おクジラさまふたつの正義の物語」の上映会 |