海運や港湾事業のほか、海難事故の防止などに功績があった個人や団体を称える「海の日」海事功労者表彰の表彰式が、7月16日、和歌山市で行われました。
「海の日」海事功労者表彰は、国土交通省和歌山運輸支局と県海運協会が毎年、「海の日」のこの時期に行っているものです。
表彰式ではまず、国土交通省近畿運輸局和歌山運輸支局の杉本昌弘支局長が、「海洋国日本と海事関係産業の一層の発展に貢献いただきたい」と挨拶しました。
今年は、国土交通大臣永年勤続表彰で浅川組運輸株式会社の田村康夫さんと、株式会社紀洋の松永洋一さんが、また、近畿運輸局長一般旅客定期航路事業の無事故表彰で、南海フェリー株式会社と友ヶ島汽船株式会社が選ばれました。
さらに、第五管区海上保安本部長表彰に公益財団法人海上保安協会和歌山下津支部幹事の中村和孝さんが選ばれるなど、2つの企業と8人が表彰されました。
受賞者を代表して浅川組運輸の田村康夫さんは、「さらに精進を重ね、これからも海事産業の発展に尽くします」と決意を新たにしていました。