和歌山市の片男波海水浴場で6月1日、海洋ごみの削減に向けて市民らが清掃活動を行いました。
これは、環境省が定めたごみゼロの日の5月30日から世界海洋デーの6月8日までの期間を海ごみゼロウィークと定めたことを受けて行われたもので、
和歌山市内の企業や学校、ボランティア団体などからあわせて250人が参加しました。
参加者らは砂浜で汗をにじませながら煙草の吸殻や空き缶などを丁寧に拾って回りました。
近年、生態系や漁業に悪影響をもたらす海洋ゴミが世界的な問題となっていて、
環境省によりますと、海岸などに漂着するごみのうち、自然に分解されないプラスチックごみでは、飲料用や洗剤容器などのボトルが多くを占めているということです。
この日の清掃活動を主催した県では、「これを機会に海ごみの問題に関心をもっていただいて各家庭でもなるべくゴミを出さないよう取り組んでほしい」としています。