レポート
2018.06.04

海難救助で死亡した男性に海上保安庁長官表彰

海中に転落した男性を救助した直後に
体調の不良を訴え死亡した男性に
海上保安庁長官表彰が伝達されました。

去年11月6日午後3時半過ぎ、
和歌山市加太沖で、釣りをしていた大阪府の50歳代の男性が
海中に転落し、プレジャーボートにつかまっているところを
近くを航行していた
和歌山市六十谷の寒川健一さん、74歳が見つけ、
寒川さんから無線で連絡を受けた
和歌山市栄谷の木村和也さん、51歳と協力して救助しました。

寒川さんは、この男性を救助した後、体調不良を訴えて倒れ、
男性とともに和歌山市内の病院に搬送されましたが死亡が確認されました。

今回、この功績を称えて、寒川さんに海上保安庁長官表彰が、
また、木村さんには第五管区海上保安本部長表彰が贈られました。

和歌山海上保安部の福山孝輝部長は、
「迅速な通報と救助に感謝致します」と述べ、
感謝状を受け取った寒川さんの妻、悦子さんは、
「主人も喜んでいると思います。ありがとうございます」と
応えました。

海難救助で死亡した男性に海上保安庁長官表彰

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