和歌山市の和歌浦地区にある片男波干潟で6月5日、地元の漁業協同組合などが天然アサリの激減で中止が続く潮干狩りの復活に向けてアサリの現状を調査しました。
片男波干潟では昔から潮干狩りが盛んに行われていましたが、アサリの稚貝が、天敵のエイに食べられるなどして数が激減したため、潮干狩りは平成20年を最後に中止されています。
和歌浦漁業協同組合は潮干狩りの復活に向けて食害防止ネットを設置するなど、アサリの増殖を目指してきました。
この日は漁協の青年部員らの指導のもと、調査のために参加した地元の小学生たちがグループに分かれ、食害防止ネットを設置した箇所の潮干狩りを行った結果、アサリは順調に増えてきていることが判りました。
漁協では今後さらに調査を続けることにしています。