すさみ町のエビとカニの水族館で
触角が3本に分かれた珍しいイセエビが展示されています。
展示が始まったのは、右側の第2触角の鞭(むち)と呼ばれる部分が
根本から3本に枝分かれした非常に珍しいイセエビです。
体長が25センチ、体重520グラムのメスで
4月14日、和歌山県の御坊市沖で捕獲されました。
水族館を訪れていた家族連れらは水槽の中をゆっくりと歩く
珍しいイセエビに驚いた様子でした。
エビなど甲殻類のこのような異常は「過剰再生」と呼ばれ
何かの原因で失った部位を、再生する際に、通常よりも多く再生する現象で
ズワイガニやワタリガニでは比較的、見られますが
イセエビでは、ほとんど報告がない珍しいケースだということです。