レポート
2017.11.17

近大サツキマスの採卵

新宮市の近畿大学水産研究所新宮実験場で
このほどサツキマスの採卵が行われました。

サツキマスは、日本の固有種で渓流に生息しているアマゴの同一種です。
1年間は川で育ちますが、秋から春にかけ海で育ち、
その後、川に上がってきたものがサツキマスとなります。

味が良いなど優れた特性を持っていますが流通量が非常に少なく現在では、
環境省指定の準絶滅危惧種に指定されています。

このため新宮市にある近畿大学水産研究所新宮実験場では
天然資源の保護や養殖の可能性を高めようと
サツキマスの研究を進めていて
この日は、去年秋から今年春にかけて、海の生簀で飼育し、
再び淡水に戻したサツキマスから採卵しました。

研究者らは、今後も完全養殖による安定的な生産の推進や
天然資源の保護に向けた研究を行うとしています。

近大サツキマスの採卵

近大サツキマスの採卵

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イベント名近大サツキマスの採卵
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