砂浜でのごみ拾いを通じてマナーの向上を図ろうと、和歌山市の加太海水浴場で、「砂浜クリーンアップ活動」が行われました。
この砂浜清掃は、JT日本たばこ産業和歌山支店が初めて企画し、和歌山支店と岸和田支店の社員らあわせて14人が参加しました。
海水浴場の潮の満ち引きがある場所の漂着ゴミを拾い集め、分類分けしてどの様な素材のゴミが多いのかを確認しました。
参加者はゴミ袋とトングを手に汗を流しながら、漁で使用する網や、ルアーなど釣り具などの漂着ゴミをおよそ1時間かけて拾い集めました。
清掃終了後実施したゴミの詳しい分類の結果、プラスチックごみが最も多く、次いで布や紙、漁具等の人工物、缶やビンといった生活する上で発生するごみが多く捨てられていることがわかりました。参加者からは「やはりプラスチックのごみが多い」「3Rの徹底やポイ捨て防止などのマナー向上活動の重要性を再実感した」といった声が聞かれました。
また、日本たばこ産業和歌山支店の大野大輔支店長は、「この活動を今後は岸和田、堺など大阪府南部のブロック活動として広げて、将来的にはゴミの有効活用にもつなげていければ」と話していました。