レポート
2020.08.19

災害時の海上啓開業務に関する協定

津波などの災害時に、田辺市が管理する漁港内に流れ込んだ漂流物を除去する「海上啓開業務」に関する協定が7月3日に結ばれました。

田辺市役所で行われた協定の締結式には、
真砂充敏市長と、美浜町で建設業を営む株式会社光修建設の宮井寿明代表取締役が出席し、協定書に署名しました。
この協定は田辺市が管理する漁港内で、津波や台風などで船舶の運航の支障となる漂流物が発生した際の迅速な復旧を目的とするもので、
災害時には光修建設が保有しているクレーン付き台船を使用して、海上の漂流物などを取り除く啓開業務を行います。

田辺市が海上における災害時の協力協定を結ぶのはこれが初めてということで、
真砂市長は「海上での協力が得られて非常に心強い」と話し、
宮井代表取締役は「普段から船の手入れを入念に行い、災害が発生した際には活躍できるように頑張りたい」と抱負を語りました。

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