11月5日の「世界津波の日」を前に、11月4日、新宮市で南海トラフ地震などの大規模災害発生を想定した防災関係機関による合同災害対応訓練が実施されました。
新宮市の新宮港で行われたこの訓練は、南海トラフ地震などの大規模災害発生時に、防災関係機関が連携して、
迅速かつ的確に災害警備活動が行えるよう実施されたもので、県警をはじめ海上保安庁や新宮市など5団体44人が参加しました。
訓練は、県南方沖でマグニチュード8.7の地震が発生し、
新宮市では震度6の揺れを観測、津波や土砂崩れが発生したとの想定で進められました。
訓練では、県警による現地指揮所の立ち上げや、新宮市などと災害時の協力協定を結んでいる民間会社のドローンによる
上空からの情報収集、海上保安庁の巡視艇を活用した警察官の輸送などが行われました。
また倒壊した家屋や横転した車両などから被災者を救助する訓練も行われ、
参加者は有事の際に対応できるよう真剣に訓練にあたっていました。
イベント名 | 新宮市で合同災害対応訓練 |