クジラの町、太地町の町立くじらの博物館で4月2日、飼育中に死んだ動物を弔う供養祭が営まれました。
くじらの博物館では現在、9種類のイルカをはじめ、80種類を超える動物を飼育しています。
供養祭は、飼育中に死んだ動物の霊を慰めようと、博物館が毎年、開館記念日にあたる4月2日に行っています。
この日は林克紀館長をはじめ、スタッフ約40人が慰霊碑の前で焼香をして、死んだ動物の冥福を祈るとともに、
飼育中の動物の健康を願って手を合わせていました。
博物館によりますとコロナ禍の影響で昨年度の来館者は、前年度に比べ8割ほどに落ちているということです。
博物館では、「スタッフ一丸で、動物への感謝を忘れず、健康管理の徹底をしながら、
お客様にも安心して来館していただけるよう施設運営に努めていきたい」としています。
イベント名 | くじらの博物館飼育動物供養祭 |