帰省客などが増える年末年始を前に、和歌山と徳島を結ぶ南海フェリーで12月20日、船内の安全総点検が行われました。
この安全総点検は、帰省や旅行などで利用客が増える年末年始を前に、利用客や輸送の安全確保と事故の未然防止を目的に昭和42年から毎年行われています。
和歌山市の和歌山港では近畿運輸局和歌山運輸支局と和歌山海上保安部の職員、合わせて11人が南海フェリーの貨客船「フェリーあい」に乗り込んで船内の安全総点検にあたりました。
点検では、船内の救命胴衣や消火器のほか、膨張式救命いかだなどが正しく設置されているかチェックしていきました。
点検の結果、特に問題はなく、南海フェリーの小林敏二社長は、「さらに安全意識を高め、快適で安全な輸送に努めたい」と話していました。