レポート
2021.02.01

アカモクの収穫

由良町では、沿岸部の海中に群生している海藻「アカモク」の収穫と加工が5月に最盛期を迎えます。
収穫や加工の作業が行われているのは、由良町の小引や戸津井地区の海中に自生している海藻のアカモクで、
県内では由良町でのみ食用に加工されています。
収穫は、毎年4月末頃から5月の中旬までで、朝7時頃に船を出し、水面まで成長したアカモクを専用の鎌を使って刈り取ったものを、入念な水洗いや湯通しをしてミキサーで細かく刻み、袋に詰めていきます。
アカモクはネバネバ感と癖のない味が特徴で、温かいうどんにかけたり、ポン酢で食べたりと、食べ方のバリエーションが豊富です。
また、食物繊維や豊富な栄養素を含んでいて、整腸作用や美容作用にも効果が期待できることから、スーパーフードとして近年、注目を集めています。
加工したアカモクは「紀州あかもく」として冷凍された状態でスーパーなどで販売されます。

アカモクの収穫

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