レポート
2021.02.01

小型鯨類追い込み漁

くじらの町、太地町で、小型鯨類の追い込み漁が令和2年9月1日から始まり、早朝から出漁した漁船が4頭を捕獲しました。
太地町の太地漁港では早朝から漁師たちが集まり、午前5時頃、12隻の漁船が追い込み漁へと向かいました。
この漁は、バンドウイルカなど小型鯨類の群れを、漁船から鉄管を鳴らして畠尻湾に追い込むもので、この日は午前8時50分ごろ、太地町の南西およそ12キロ沖合の熊野灘で10頭ほどのハナゴンドウとバンドウイルカの群れを発見し、湾まで追い込みました。
捕獲されたのは、いずれも体長およそ2.8メートルのハナゴンドウ1頭とバンドウイルカ3頭のあわせて4頭で、太地いさな組合の田中清仁組合長は
「追い込み漁解禁の初日から漁獲があり、幸先のいいスタートが切れた」と話していました。漁は令和3年2月まで行われます。

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