「海の日」にちなみ、海難防止に尽力した人などを称える海上保安庁長官表彰などの伝達式がこのほど行われました。
海上保安庁長官表彰の伝達式は和歌山市築港の和歌山海上保安部で行われ、
和歌山市和歌浦南の海上安全指導員、井上秋男さんに馬渕巌和歌山海上保安部長から海上保安庁長官表彰の「海難防止協力功労」が伝達されました。
海難防止に尽力で表彰伝達
井上さんは平成１８年から１５年間にわたりプレジャーボートなどの安全指導や海上保安思想の普及活動に従事してきたことが評価されました。
また、和歌山海上保安部長表彰の「海上保安関係事業功労」に公益財団法人海上保安協会和歌山下津支部幹事の北村之秀さんが選ばれました。
海難防止に尽力で表彰伝達
一方、田辺市文里の田辺海上保安部では、第五管区海上保安本部長表彰の伝達式が行われ、
海中転落者救助功労として県水難救済会紀南西部救護所日置支所の小出誠さんと小出衛さんの２人に上野春一郎田辺海上保安部長から表彰状が伝達されました。
２人は、今年４月３０日、白浜町内の磯から海に転落し、およそ１５０メートル沖を漂流していた男性の釣り客を漁船を出して救出しました。
男性はこの際、低体温症の症状も見られたということですが、２人の迅速な対応もあり、命に別状はなく、その後回復しました。
| イベント名 | 海難防止に尽力で表彰伝達 |
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