レポート
2021.09.16

小型鯨類の追い込み漁始まる

クジラの町、太地町で、小型鯨類の追い込み漁が9月から始まり、およそ10頭のイルカを捕獲しました。

漁の解禁日となった9月1日、午前5時頃、追い込み漁を行う12隻の漁船が太地町の太地漁港を出発しました。

小型鯨類の追い込み漁始まる

漁は、県の許可を受けバンドウイルカなどの小型鯨類を、漁船から鉄管を鳴らして畠尻湾に追い込み捕獲するものです。

この日は午前6時20分ごろ、およそ7キロ沖合の熊野灘で、10頭ほどのバンドウイルカの群れを発見し捕獲しました。

太地いさな組合の貝良文専務理事は「追い込み漁解禁の初日から漁獲があり、幸先のいいスタートが切れた」と話していました。

小型鯨類の追い込み漁始まる

また、反捕鯨活動家とみられる数人が漁の様子を見ていましたが特に大きな混乱はありませんでした。
追い込み漁は、来年4月まで行われます。

イベント詳細

イベント名小型鯨類の追い込み漁始まる
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