国内はもとより海外でも大きな問題となっている「海洋ごみ」について学んでもらおうという学習会が9月19日、白浜町で開かれました。
白浜町日置の温泉施設で開かれたこの学習会は、日置川町商工会が環境省の補助を受け海洋環境について学ぶモニターツアーの一環として企画したもので、
県内を中心に15人が参加し、海洋ごみ問題の解決に取り組む一般社団法人JEANから講師が招かれました。
JEANによりますと、プラスティックごみの増加などを主な要因に、海ごみの問題は漂流ごみの回収だけで解決できる時代ではなくなってきていて、
JEANでは、問題の解決には人間の行動意識の変化が必要だと呼びかけています。
参加者は、会場となった温泉施設に宿泊し、20日、フィールドワークとして隣接する志原海岸周辺で清掃活動を行い、
持ち帰ったごみを分析するなどの活動に参加しました。
日置川町商工会では今回のような学習会などの開催できれいな海岸を保っていき、将来的な観光客の増加につなげていきたいとしています。
イベント名 | 海洋ごみについての学習会 |