和歌山市の無人島、友ヶ島について、環境と観光が両立するプロジェクトのアイデアを考えようという体験型の催し「SDGsアイデアソンin友ヶ島」がこのほど、現地で開かれました。
和歌山市の友ヶ島は現在、環境学習を目的とした学生やプラスティックの利活用に向けて調査・研究を行う企業や団体の訪問が増えています。
テレビ和歌山では、友ヶ島の海洋ごみ問題をフィールドスタディの現場として価値の転換を図るとともに、友ヶ島の景観や文化などの魅力を顕在化させるため、SDGs未来都市に選定されている和歌山市の協力のもと、持続可能な観光についてのアイデアなどを考える催しを開きました。
今回の催しには、県内外の企業関係者およそ30人が参加して2日間に渡って行われ、初日は、友ヶ島に漂着した海洋プラスティックごみを拾い集めたほか、加太のキャンプ場では、水道の通っていない友ヶ島での宿泊を想定し、水循環型のシャワーや手洗い機を体験しました。
翌日は、アイデアの発表に向けたグループワークが行われ、参加者は、初日の体験を踏まえて持続可能な観光に向けたアイデアなどをそれぞれ発表、海洋ごみを地域通貨に変換する仕組みなどのアイデアが出されていました。
これらのアイデアは、具体化に向けて今後、関係機関と協議します。
イベント名 | SDGsアイデアソンin友ヶ島 |