高級魚として知られる「クエ」のまち・日高町で9月24日、本格的なクエのシーズンを前に、その恩恵に感謝と冥福の気持ちを捧げるクエ供養が行われました。
日高町の西山山頂ピクニック緑地にあるクエ供養碑前には、町旅館民宿組合の組合員6人が参列しました。
仏事では濱一己組合長が「冬場観光の取り組みにクエを提供し始めてから50年以上経過し、クエのまち日高町として有名となりました。
コロナ禍で厳しい状況ですがこの難局を乗り越えたい」と挨拶しました。
この後、読経が行われる中、参列者が次々と焼香し、クエへの感謝と冥福の気持ちを捧げていました。
濱組合長によりますと、昨シーズンはコロナ禍の前に比べ、来客は半分以下にとどまったということで、来賓の松本秀司町長は「一日も早くコロナが収束し、たくさんのお客様がクエ料理を食べに来て美味しかったと言ってもらえるようになれば」と話していました。
イベント名 | シーズン前に「クエ供養」 |