捕鯨について県民の理解を深めるとともに鯨肉の消費拡大に繋げようと9月27日から10月1日まで県庁で、クジラに関するパネル展とくじら料理の提供が始まりました。
県庁の北別館2階「県民ロビー」には、ポスター8点が掲示されていて、クジラの生態や日本で捕獲されるクジラの種類、日本各地のクジラに関わる文化などについて説明しています。
また、北別館と本館をつなぐ渡り廊下には、日本の古式捕鯨発祥の地・太地町の捕鯨の歴史や町の取り組みなどを解説した10点のパネルが展示されているほか、体長およそ8メートルの実物大のミンククジラが描かれた布も取り付けられています。
一方、北別館の1階にある誰でも利用できる職員食堂「きいちゃん食堂」では、「くじらカツ定食」と「くじらカツ弁当」の提供が始まりました。
カツに使われている鯨肉は、太地町の漁船が9月、釧路沖で捕獲したミンククジラの肉が使われていて、この日は早速、県議会議員や下宏副知事も食堂に訪れ、くじらカツ定食を注文していました。
下宏副知事は「思ったより美味しい。県民の皆様にもいっぱい食べていただいてその食文化も継承していただきたい」と話していました。
イベント名 | クジラのパネル展と料理の提供 |