白浜町で、「白浜」「海」「持続可能性」の3つをテーマに地元の住民らが出演する演劇祭が開かれました。
白浜町のホテルシーモアで開かれた「南紀白浜演劇祭S」は、「白浜」「海」「持続可能性」の3つをテーマとして町の活性化に繋げるとともに、LGBTQや女性の自立、引きこもりなどの社会課題を楽しみながら考えてもらおうと、今回、初めて開かれたものです。
不妊を取り上げたものや発達障害がある女性によるひとり芝居、白浜を舞台にした竹取物語などの演目のほか、「海の豊かさを守ろう」という参加劇には、白浜町や田辺市などに住む、小学6年生から60歳代までの男女、15人が出演しました。
劇は、出演者が扮するプラスチックゴミが海で漂う中、マイクロプラスチックへと変化していくという環境問題を捉えた内容で、「プラスチックは必要な分だけ使い、再利用してほしい」と観客に呼び掛けました。
実行委員会の小山博章委員長は、「今後も毎年の恒例イベントとして続けていきたい」と話していました。
イベント名 | 「海」などテーマにした南紀白浜演劇祭S |