クジラの町として知られる太地町で9月1日、小型鯨類の追い込み漁が解禁され、漁師らが早朝から漁に出ました。
太地町の太地漁港では夜明け前に集まった太地いさな組合の漁師らが、11隻の漁船に乗り込み出港していきました。
追い込み漁は、複数の漁船が沖合にいるバンドウイルカなど小型鯨類の群れを鉄管を鳴らしながら畠尻湾の中に追い込んで捕獲する伝統の漁です。
午前8時ごろに、およそ10キロ沖合の熊野灘で10頭ほどのハナゴンドウの群れを発見し追い込みにかかりましたが、鉄管の音に対する反応が悪く、漁は途中で中止されました。
太地町の小型鯨類の追い込み漁は、イルカ類が翌年2月まで、ゴンドウ類は翌年4月まで行われます。
イベント名 | 太地町で小型鯨類の追い込み漁始まる |