春のこの時期に串本町の磯で見られる海の生き物たちを集めた特別水槽の展示が串本海中公園で開かれました。
串本町の串本海中公園では、「のぞいてみよう!串本の春磯」と題した特別水槽で、隣接する錆浦海岸の磯場で3月中旬に飼育員が捕獲した海の生き物16種類およそ150匹を展示しました。。
この時期の磯場では天敵が少ないことから、夏前にかけて繁殖し大きくなるまで過ごす魚などが多いということで、水槽では「グレ」とも呼ばれ、釣り客にも人気のメジナや、住宅地の水路などでも見られ、淡水から海水まで生息できるボラの稚魚などが元気よく泳ぎ回っていました。
また、岩場に張り付いて海藻を食べる貝の仲間「アメフラシ」や、顔が似ていて陸上では飛び跳ねることから、その名が付いた「カエルウオ」などもいて、串本の海の多様性を知ることができます。
イベント名 | 串本海中公園 春の海の生き物展 |