令和5年6月2日に発生した線状降水帯によって県北部では記録的な大雨となり、大きな被害が出たのを教訓に和歌山市で地域の自主防災組織も参加した水防訓練が行われました。
水防訓練は、和歌山市が梅雨の時期に合わせて毎年行ってきましたが、令和5年6月2日の記録的な大雨で和歌山市でも和田川と亀の川が氾濫し、甚大な被害を受けたことから、今回は地域の消防団だけでなく、松江や西脇、加太の地区防災会などが初めて参加しました。
会場となった和歌山市加太の県消防学校では消防団や防災会のメンバーが和歌山市消防局の職員から杭が打ち込めない場所でも有効とされる、土のうの積み方を教わりながら実際に土のうを作り、積み上げていきました。
また、土砂災害が発生し、多数の家屋が倒壊したとの想定で、倒壊家屋の状況や要救助者の有無を把握し、活動の優先順位を決めるワークサイドトリアージ訓練などを行いました。
イベント名 | 和歌山市で大雨被害を教訓にした地域防災訓練実施 |