地元が抱える問題の解決に向け、子供たちが主体的に調査・研究を行う「南紀熊野ジオパーク探偵団」の現地調査活動が6月9日、新宮市で行われました。
「南紀熊野ジオパーク探偵団」は、探究活動を通じて自然環境や社会問題に関心を高め、地元の課題解決に取り組める人材を育てようと、県南部の9市町村ほかにまたがる南紀熊野ジオパークの推進協議会が令和3年度から実施しています。
新宮市の三輪崎海岸で行われたこの日の現地調査には、県立新翔高校の生徒11人が参加しました。
研究テーマは「海洋環境を考える」で、生徒らは4班に分かれ、決められた範囲の海ごみの調査を1時間程度行い、発見したごみを記録用紙に記入して回収、集めたごみを種類ごとに計測していきました。
生徒らは今後、収集した海洋プラスチックごみを用いた実験などの事後学習を経て、専門家の助言を受けながらグループで更に調査分析を進め、令和7年1月に予定されている活動発表会で研究の成果を発表することになっています。
イベント名 | 「南紀熊野ジオパーク探偵団」が新宮市の海岸で現地調査活動 |