日本のナショナルトラスト運動の先駆けの地として知られる田辺市の天神崎で、6月9日、磯場にいる海の生き物を観察する教室が開かれました。
この教室は、子供たちに、生き物に触れることで自然の仕組みや大切さを学んでもらおうと、天神崎の自然を大切にする会などが毎年開いているもので、令和6年で80回目を迎えました。
この日は、市内を中心に県内外の園児から大人まで、およそ50人が参加し、守る会のメンバーや、田辺市のふるさと自然公園センターの職員らを講師に、子供たちが磯場で網などを使って海の生き物の採集に挑戦しました。
生憎の雨の中、子供たちは、ムラサキウニやニセクロナマコなど天神崎でよく見かける生き物から、普段は海の深いところに住むホシマンジュウガニなど珍しいものまで、たくさんの生き物を見つけては楽しそうな表情を浮かべていました。
イベント名 | 自然の大切さを学ぶ、天神崎で海の生き物観察教室開催 |