令和6年5月に開庁した田辺市役所の新庁舎で南海トラフ地震を想定して、設備や職員の対応を確認する災害対応訓練が行われました。
災害対応訓練には、真砂充敏市長や防災まちづくり課の職員らおよそ40人が参加しました。
この訓練は、新庁舎の設備や、災害発生時の職員の対応を確認するために初めて実施されたもので、震度7、マグニチュード9・1の南海トラフ地震の発生で津波が来たという想定で行われました。
一時避難所の機能を持たせた1階では、被災者の誘導や備蓄品の運び出しのほか、マンホールトイレの組み立てなどが行われました。
一方、高齢者やけが人など、要配慮者を支援する2階では、足を負傷した被災者を車いすで部屋に運び入れ、保健師が本番さながらに血圧測定や問診を行ったほか、3階では、災害時に情報を発信するラジオブースを市長らが見学しました。
イベント名 | 田辺市、新庁舎で防災力を強化する災害対応訓練 |