レポート
2024.07.10

環境学習 有田市立有和中学校

「次世代エネルギー」をテーマにカーボンニュートラルの取り組みなどについて学ぶ環境学習会が6月21日、有田市の中学校で行われました。

有田市立有和中学校でこの日行われた学習会は、市内のENEOS和歌山製造所が本格事業化を目指す廃食油などを原料につくる持続可能な航空燃料「SAF(サフ)」の製造をはじめ、カーボンニュートラルの取組みなどを子供たちに学んでもらおうと学校が企画しました。

環境学習 有田市立有和中学校

2年生の生徒およそ200人が参加し、講義では、和歌山製造所の担当者が、石油製品の製造過程で出る二酸化炭素を地中に埋める技術などのほか、サフの供給で二酸化炭素の排出量が大幅に削減されることなどを紹介しました。

また、国土交通省が令和12年時点で空路の燃料使用量の10%をサフに置き換える目標を設定していて、令和6年現在、和歌山製造所で進められているサフの製造設備が完成すれば、国内供給量の2割以上を担う国内最大級の生産拠点となる見通しだとの説明に、生徒たちは、興味深そうに聞き入っていました。

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