水辺の事故が増える傾向にある夏のレジャーシーズンを前に、子どもたちに水難救助の方法を学んでもらおうという研修会が6月24日、紀美野町で開かれました。
水難救助の方法を学ぶ研修会は、紀美野町動木のため池「樫河池」を会場に実施され、町立野上小学校の4年生の児童が参加しました。
研修会は県などが企画したもので、児童たちは一般社団法人水難学会の指導員からため池に潜む危険性の説明を受けたほか釣り竿とペットボトルなどを使った救助方法を体験しました。
救助体験では大人、子供に関わらず500ミリリットルのペットボトル一つで、十分な「浮力」があること、また、救助される側になった場合には無理に動き回らずに出来るだけ空気を吸った状態で動かない『浮いて待つ』が一番大事になることを学びました。