レポート
2025.09.29

太地町で小型鯨類の追い込み漁始まる

クジラの町として知られる太地町で、小型鯨類の追い込み漁が始まりました。

太地町の太地漁港では夜明け前の午前5時すぎ、太地いさな組合の漁師らが9隻の漁船に乗り込み出港していきました。

操業に知事の許可が必要な追い込み漁は熊野灘を回遊する小型のクジラやイルカの群れを漁船の船団で畠尻湾に追い込む漁法で例年9月1日に解禁されます。

初日となった9月1日、午前8時過ぎに、乗組員が太地町のおよそ9キロ沖合でハナゴンドウの群れを発見し、船同士で連携を取りながら午前10時に湾内に追い込み、10頭のハナゴンドウを捕獲したということです。

一方、出港時には捕鯨に反対するグループがプラカードや横断幕を手に「イルカ漁をやめて」、「太地町のイルカ殺害を廃止せよ」などと抗議活動を行いましたが目立った混乱はありませんでした。

太地町の小型鯨類の追い込み漁は、翌年の4月末まで行われます。

太地町で小型鯨類の追い込み漁始まる

太地町で小型鯨類の追い込み漁始まる

\ 記事をシェアしよう /
X LINE ニュースを共有

関連リンク

第9回鎮魂放生会弓矢八幡
レポート
2025.09.29

第9回鎮魂放生会弓矢八幡

磯の浦マーケット2025
レポート
2025.09.29

磯の浦マーケット2025

ページ内トップへ