レポート
2019.08.16

測量船と「海底局」公開

海上保安庁は、紀伊半島沖の海底の地殻の動きを観測する事業を強化するため、新たに観測装置を海底に設置することになり、和歌山市で測量船と観測装置の「海底局」を公開しました。
海上保安庁は巨大地震の発生源と見られている太平洋の南海トラフの周辺で、音波を利用して地殻の変動を観測しています。
今回、観測精度を高めるために、新たに紀伊半島の南南西沖およそ80キロの海底に、音波を発信する「海底局」を設置することになりました。
8月9日、和歌山市の和歌山下津港で、測量船「海洋」と「海底局」が公開され、「海洋」は、和歌山下津港を出港して現場海域で「海底局」の設置作業をしました。
「海底局」は、水深3000メートルの海底に3基設置され、特殊な音波を発信して測量船との正確な距離を計測することで、南海トラフ近くの海底の地殻の動きを年間、数センチの精度で観測できます。

測量船と「海底局」公開

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